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発電所 2019.12.11

里山のベースロード「小水力」を支える

 

小水力発電とは、水の流れを利用して水車を回転させ電気を作り出す発電設備です。

国土の7割を超える山林を有した日本では、落差と流量のある河川や水路が数多く存在します。

小水力発電は、こういった水の流れさえあれば昼夜を問わず発電し続ける、山林と水資源に恵まれた日本に適した発電システムといえます。

現在、他の自然エネルギー発電に比べ小水力発電の導入割合は僅かなものですが、今後大きなエネルギーを作り出す可能性のある事業なのです。

 

 

小水力発電のメリットは、設備に要する面積が小さいこと、天候などに影響されず人工的に制御しやすいこと、出力変動が少ないこと、上水道設備など今ある設備で生じる水の流れを利用して発電ができることなどです。

藤崎電機では、小水力発電システムの設置工事とメンテナンスを行っています。

水を受けて回転する水車。回転を一定に保つことで電気の安定供給を可能にしています。

 

 

振動計を用いて、正常に作動していることを確認します。異常がある場合は発電機を引き上げて調査し、調整を行います。

 

 

水が噴射されるノズル。水圧を一定に保つため自動制御されています。

ノズルの解体と清掃も当社の仕事です。

 

発電機の清掃。中に入り、丁寧にブラシで磨き上げていきます。