2019年を振り返って
2019.12.25
早いもので2019年を振り返り、皆様のご協力、努力のおかげで、無事に株式会社GFとして1期の決算を終えて、2020 年の新年を迎えることが出来たことを改めて感謝申し上げます。
株式会社GF誕生
藤崎電機とガイアパワーの合併については数年前から検討をしてまいりました。
ガイアパワー設立時FIT開始後、如何に急速に成長させるか検討しました。結果、藤崎電機とは別会社として、私が代表となって素早い判断ができるようにとガイアパワーを設立いたしました。当初、発電所を作るための資金が乏しかっため、まずは他社の発電所をつくる建設請負業から開始して、資金を貯めながら少しずつ開発投資をするようにしました。
結果的にFIT開始後2年間で、現在所有しているほとんどすべての発電所の権利を取得しました。そしてその後徐々に完成させ、100MWの大型プロジェクトにたどり着いたのです。
当初は誰一人として、このような大型の発電所をガイアパワー(当時)が建設所有することを真に受けてくれませんでした。日本での投資効率は悪く、資本金の4倍程度の借入が限度であり、太陽光で事業を成長させるのは難しいと、友人たちにも経営者仲間にも指摘されました。しかし、私には根拠のない自信がありました。結果的には4億円規模の美馬ソーラーバレイからスタートし、鹿児島の9案件、福島、香川、淡路島と進める中で、徐々にプロジェクト規模を大きくし、2014年に鹿屋大崎プロジェクトにたどり着いたのです。
その意味ではガイアパワーを独立した会社とした結果、急成長を遂げることができたと考えています。
この度、合併を機に、現場重視を第一とし、聖域を設けず事業及び組織を改めて見直しました。現在のストックビジネスでまずは利益を確保し、フローのビジネスで得た利益を、人財やプロジェクト開発への再投資に振り向ける収益構造へと進化させました。
振り返ってみれば、合併、ドラスティックな組織改革に、挑戦した一年でしたが、その結果、筋肉質でより現場主義の株式会社GFに生まれ変わることができたと思います。
2020年はこの流れをさらに確実なものとするためにも、ベクトルをそろえ・現場主義に徹し、株式会社GFの足元を固め、次の飛躍に向けた準備をしてまいります。
3月10日からは悲願の鹿屋大崎ソーラーヒルズも売電開始です。
株式会社GFは新たなステージに踏み出してまいります。
そしてミッション、理念を実現に向けて一歩一歩、皆で歩んでまいりましょう。