きせきれい株式会社様主催 SDGs勉強会

2022.03.24

2021年11月29日にきせきれい株式会社様が主催されたSDGs勉強会に参加しました。

きせきれい株式会社は上勝町に本社を置き、SDGsに関連する事業を人と町と企業を繋いで取り組むことを目的とした企業です。今回私たちが参加したのは、城北高校の生徒が上勝小学校の生徒にSDGsに関することを教えるというものでした。そこに先生たちなど大人の介入はありません。自分たちでたてた課題に対して自分たちで考え(探究活動)、授業内容を考えてきたそうです。そのなかにはSDGsに関するクイズや牛乳パックを使った工作など小学生が楽しめるような工夫がされていました。自ら考えることの難しさ、大切さなど、高校生から学べる事もあると痛感しました。また、今回のような地元企業同士がつながり手を取り合うことが、新たな道が生まれ、さらなる地元貢献へとつながる可能性を秘めていると感じました。

ゼロウェイストセンター

ゼロウェイストセンター

きせきれい株式会社が本社を置く上勝町は「SDGs未来都市」に選定されています。選ばれた理由として上勝町が行っているゴミの分別法にあります。上勝町にはゴミ収集車が一台も通っておらず、自分たちで町内唯一のゴミステーションまで持ち運び、そこでごみを13種類45分別にも分けています。その唯一のゴミステーションがゼロ・ウェイストセンターと呼ばれる施設で、上空から見ると建物の形がクエスチョンマーク(?)の文字になっております。その施設の中には上勝町民が使わなくなったが捨てるにはもったいないものを持ち寄った『くるくるショップ』があり、それらを無料で持ち帰ることができます。
また宿泊施設もあるので、休日に足を運んでみてはいかがでしょうか。

高校生が行った授業内容

3R+アップサイクル

上手に切れるかな?
リサイクル: 不用品を粉々にして製品が作られる前の原材料の状態に戻し、再度製品を作ること
例 ペットボトル→衣類

リユース: 使用済み製品を繰り返し使用すること
例 詰め替え製品を購入する

リデュース: 廃棄物の発生を少なくすること
例 買い物時にマイバッグを使用する
フライングディスクの完成!
アップサイクル: 廃棄物や不用品に新たな価値を加えることで物自体の価値を高めること
例 破れたジーンズ→バッグ