2021年 年頭所感
2021.01.04
2021年(令和3年)の幕が上がりました。今年は干支で辛丑(かのと・うし)です。干支は60年周期で巡ってきます。私自身、60年前の辛丑の生まれで、今年還暦を迎えました。
辛(かのと)は秋の終わりに実が落ち、次の種を大地に返す時です。一方で丑(うし)は発芽直前の曲がった芽が硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しています。つまり今年は昨年落ちた実が芽吹き、大きな希望へと育つ年です。
2020年は、新型コロナウィルスや鹿屋大崎ソーラーヒルズの豪雨被害など、世界中にとっても、またGFにとっても、大きな痛みを実感いたしました。2021年は、それが大地に還り、次の希望や飛躍につながっていく年となるのです。
昨年末、バイデンアメリカ新大統領が誕生いたしました。また、日本でも菅総理が誕生し、分断が新たな協調へと向かいつつあります。アメリカもパリ協定へ復帰、そしてグリーンニューディール政策へと大きく舵を切りました。日本においても菅総理の2050年脱炭素化社会の実現へと様々な変化が起きています。
新型コロナウィルスについても、わずか9か月という短い期間でワクチンが開発され、大きな希望が生まれました。このことにより、2021年東京オリンピックを「新たな世界協調・コロナへの勝利」として
世界中の国々が希望と共に迎えることが出来ると期待しています。
GF全員が、大きな希望を育てる年であることを信じ、「持続社会の実現」のため、一人一人が使命と責任を持って「自ら考え行動」してまいりましょう。
<今年のGFを表す漢字>
2021年は、昨年起こった、新型コロナウィルスや鹿屋大崎をはじめとする豪雨災害等の苦難を経て希望の芽が、咲き始める年であると思います。希望の芽は、やがて花を咲かせ、実になります。まさしく、新型コロナウィルスのワクチンであり、東京オリンピックではないでしょうか?
そして、我々にとっては、鹿屋大崎ソーラーヒルズの復旧であり、風力開発、さらには、これから進めようとしている徳島サステナブル構想の芽生え、希望であると思います。
代表取締役 藤崎耕治