鹿屋大崎ソーラーヒルズ完成 売電開始

2020.04.28

2020年3月10日、鹿屋大崎ソーラーヒルズ発電所が試運転を終えて、売電を開始いたしました。現地視察から完成までの7年半にわたりご協力いただきました、GFグループの仲間たち、また、共同出資のパートナーである株式会社九電工、京セラ株式会社、東京センチュリー株式会社の皆様、建設にあたったKGJVの皆様、さらに建設に携わった協力企業の皆様のお陰で無事完成することが出来ました。心より感謝申し上げます。

さらに4月15日には無事、シニアローン、ジュニアローン、TK出資を実行いただきました。特にシニアローンは福岡銀行をアレンジャーとする全国の地銀17行によるシンジケートローンと前例のないプロジェクトファイナンスで、組成にあたっては弁護士の先生方をはじめ、多くのプロフェッショナルにご協力いただきました。

3月10日の売電開始時からGF・株式会社九電工の共同事業、OMJVによるメンテナンスを開始いたしました。メンテナンスでは、発電所の確実な運転を担保するため、電気主任技術者をはじめ両社の社員、そして、地元の協力を得て、日常点検を進めてまいります。

発電所の発電量について試運転期間中にA系統パワーコンディショナーの設定間違いがあり、所定の発電量が出ない不具合が発見されました。結果的には、皆様のご尽力、ご協力により、早期に原因を特定し、大きな損失を出すことなく解決することができました。

おかげさまで、4月14日時点では1日の売電収入2,100万円となりました。

5月12日には無事に竣工したことへの感謝と、これからの安全かつ順調な発電を祈願する神事を執り行います。当初、お世話になりました皆様をお招きし、記念式典及び感謝の小宴を行う予定で進めてまいりました。しかし、現在のコロナウイルスによる新型肺炎の蔓延事態を鑑み、式典等は中止し、神事のみを行うことといたしました。

現場を担当された社員の皆様、開発にあたられた皆様をはじめ、ご協力いただきました皆様への感謝の会につきましては、コロナウイルスによる非常事態が収束した後、あらためてご案内をさせていただきたいと考えております。

用地交渉、開発許認可取得、設計、施工、契約、購買交渉、労務管理、資材管理、接続箱製造、監視システム設計・製造・実装、そして各種アレンジメントと、GF全員が一丸となってこの7年半努力いただいたおかげです。あらためて感謝申し上げます。さらに、今後O&Mやアセットマネージメント、会計業務、地元対応等を担当する皆様、これから長丁場になりますが、有意注意でご安全に、よろしくお願いいたします。