「GF便り」創刊にあたり

2019.11.25

今月から新たな社内報「GF便り」がスタートしました。1985年11月に創刊号が出てから34年の年月を重ねて、今月号は405号となります。148号(1998年3月)で辰巳工業団地新社屋が完成し統合移転をしました。309号(2011年11月)でガイアパワー誕生記事がトップページを飾りました。

 

今まで社内報は社内の主に総務担当者が工夫を重ねて制作し続けてきています。

以前は印刷し全社員に、配布してきましたが、最近は社内ポータルサイトへの掲載に変更され、皆様に配布することは取りやめていました。

 

今月号からは一新し、制作方法、仕様も大幅に変更することにいたしました。制作も外部デザイナーにプロデュースしていただき、その元で制作委員会が具体的な記事を担当する形になりました。さらに、紙面もA4で6Pと充実し、紙質も向上させ、社員のみならずご家族にも読んでいただけるように、ご家族宛に郵送します。

 

これは、今期スローガン前段にある「ベクトルをそろえる」また、「社員一人一人の物心両面の幸せ実現」のためでもあります。ご家族に、お父さん、お母さん、息子さん、娘さんがどのような仕事をどういう環境で行っているか見ていただくことで、ご家族にも会社のことを理解いただきたいと考えています。お父さんやお母さんが活躍している姿を見ていただきたいのです。また、株式会社GFの仲間たちがどのような考えで、どのような仕事をしているかを知っていただくことは素晴らしいことと考えているのです。

 

我々GFの仲間も支えあって、仕事をしています。また、家族も同様に支え合わなければ幸せになれないのではと感じます。その為にはお互いをよく理解することが必要ではないでしょうか。この「GF便り」がその一助になれたらと思い、刷新いたしました。

是非「GF便り」について、お子様やご両親に対して、共に手に取り説明いただけたら素晴らしいと思います。

 

社内報同様に長く続けているのが、朝礼時の会社理念唱和です。

昭和55年ごろから続いており、その意味では約40年、1万回近く唱和を続けています。会社理念「技術を通じて、社会に貢献し、お客様と一体になり、人間成長と経済成長に努める」を合併の機会にミッションとして

「社員一人ひとりの物心両面の幸せを実現し、持続可能社会に寄与する」と定め、

理念として

「私たちは、自然エネルギー発電事業を核とし、エンジニアリングサービスで地球環境と地域社会に貢献し、持続可能社会に寄与します。そして、事業活動を通じて人間成長と経済成長を実現します。」と定めました。

このミッション、理念実現のために株式会社GFは存在しているのです。

 

ミッションについて

「社員一人ひとりの物心両面の幸せを実現し」とは

会社のミッション(使命)は第一に企業そのものである社員の幸せを実現することです。物とは経済的に幸せとなることです。仕事をしていくことで経済的に安定し、ワークライフバランスの取れた生活を送ることが出来るということです。

一方、心の幸せとは仕事を通して充実感や達成感を実感する、人間成長を遂げていく、

そして、我々が造る発電所や電気工事、また製品などを通して感謝や尊敬を得ることです。この物心両面の幸せを仲間とともに実現していく、そして、経営者はそれが実現できる環境を整えていくことが課せられているのです。

 

「持続可能社会に寄与する」とは

21世紀に入り地球温暖化はその悪影響を顕著に現しつつあります。

藤崎電機は太陽光発電事業を21年前に始め、そして、さらに一歩進めるため、ガイアパワーを設立しました。持続可能社会とは遠い将来に渡り無理なく、現状の人間社会が営々と引継がれ、我々の孫や子孫が幸せに暮らすことができる社会のことです。我々が一つ一つ自然エネルギー発電所を造っていくことが、温暖化ガスの排出を押さえる一助となり、持続可能社会実現へとつながるのです。

 

理念について

GFの核となる事業を自然エネルギー発電事業(太陽光発電・風力発電・小水力・バイオマスに関する事業開発、エンジニアリング、建設、製造、発電等)と明確化しています。

 

「エンジニアリングサービス」とは我々の事業全体のコンセプトです。その中に自然エネルギー発電事業も含みます。一方で最も典型的な事業はエンジニアリング部、電気計装部の展開する事業です。製造工場の課題解決、水処理プラントの制御、工事、地元火力発電所のメンテナンス等、特にこれらの事業はお客様にソリューションを提供するだけでなく、お客様の立脚する地域社会に貢献していくことだと考えています。

 

化石燃料中心の経済社会がこのまま続けば、人口の増加とともに21世紀中ごろには人類の生存を脅かす様々な脅威が大きくなり、人類にとって好ましい社会でなくなるでしょう。

「持続可能社会に寄与」とは、この現実を踏まえ、そうならないように我々の子孫に素晴らしい環境を残し、末永く子孫が幸せに暮らせる社会を創り上げることです。

 

「人間成長と経済成長を実現します」

「社員一人ひとりの物心両面の幸せを実現する」とほぼ同義語ですが、

特に心の幸せについて、人間成長に重きを置いています。様々な事業を通じて、自身の技術力、人間力を向上する。仕事をしていく中で、誰しも様々な困難や壁にぶつかります。それをがむしゃらに乗り越えて行く過程で、考え方、熱意、そして能力が変わっていきます。そしてそれを掛け合わせた結果が人生の結果につながるのです。

 

この社内報も、ミッション・理念の唱和も全て、皆さんのベクトルを揃えるための手段です。そして、その先に素晴らしい皆様の幸せ、そして、子孫の幸せがあると信念を持ってお伝えしたい、また、その思いを皆様と共有し、ひたむきに行動していきましょう。