桜咲く春の訪れ

2022.04.20

春分の日、新社屋予定地から太平洋を望む

桜満開の春本番になってまいりました。2年前からのコロナ禍もやっと落ち着いてきました。一方で2月末に始まったロシアによるウクライナ侵攻は未だ出口が見えない現状です。早期に停戦合意し、ウクライナの人が安心して母国に戻れる日が来ることを祈っております。ロシアによるウクライナ侵攻は世界に衝撃を与え、世界経済、日本経済そして我々も大きな影響を受けることと成りました。大幅な円安、資源・穀物等不足による幅広い価格上昇が迫っています。今後さらに長引けば世界経済の足を大きく引っ張りかねません。

遠いウクライナでの戦争が世界全体に影響し、そして我々自身もその渦の中に巻き込まれるのです。現代社会では経済でそしてインターネット・クラウドで世界は繋がっており、徳島のローカルにありながらグローバルの動きに影響されることを十分理解して今後も注視しなければなりません。

4月1日2名の新入社員を迎えることが出来ました。私自身も25年前の4月1日藤崎電機に入社いたしました。奇しくも辰己工業団地への移転計画が進行中で、翌年1998年3月移転をいたしました。それから25年今度は東南海地震の津波や液状化被害を避けるため桑野川対岸の黒津地町への移転を行うことになりました。

一人一人の物心両面の幸せ実現、持続可能な経営のため、新本社屋へ移転いたします。素晴らしい日本の海・川・山と一体となって自然と一体感を持てる環境です。これから求められている創造性、フレキシビリティー、チャレンジスピリットなどを発揮できる場を造り、皆様が活き活きと事業に取り組める、さらには皆が人間成長できる学びの場でもあります。

夕方、那賀川・四国山脈に沈む夕日

GFも藤崎電機の創業から来年2月で50年です。次の60周年に向けて4月からはビジョン作成プロジェクト、働き方改革などを始動させてまいります。藤崎電機、ガイアパワー創業、そして、GFへと社会ニーズと共に我々自身も変化してまいりました。これまでの50年、そしてこれからの50年、地球環境は確実に悪化の一途を突き進んでいます。温暖化は進みその影響は我々の周りでも顕著に表れてきております。

GFはそのミッションである持続可能社会の実現に向けて、これからの10年間のビジョンを明確化し、実現に向けて邁進していきます。新たに入社した皆様は人生の主人公として、自身の人生を自ら切り開くことを期待すると同時に、GFが進めていく事業が自分自身、そして周りの人々の幸せ、さらには、地域社会、地球環境の未来のためであるという自負と自信をもって共に進んでまいりましょう。

代表取締役 藤崎耕治