2024年 年頭所感

2024.01.15

皆様新年あけましておめでとうございます。

年初に能登半島地震、そして日航機と海上保安庁機の衝突炎上事故など日本中が混乱へと突き飛ばされました。災害におかれましては心よりお見舞い申し上げます。そして皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします。

 

GFはファウンダー(GFの前身である藤崎電機創業者、藤崎稔氏)が創業した時からこの2月で満51年です。昨年の2月には60thビジョン発表会を通して、各グループのこれからの進むべき道筋について共有化を図りました。更に、10月には経営計画発表会にて60thビジョン「クリーンなエネルギーの普及と社会のスマート化を通して地域に根ざしたGreat local companyになる。」という60thビジョンを発表致しました。

 

私たちは地域の課題を自然エネルギーの普及と社会のスマート化を通じて解決し、多くの方が幸せを実感できる取り組みを行ってまいります。

 

振り返りとしまして、2023年は人類史上最も暑い年でした。

産業革命以降約1.5度強平均気温が上昇しています。気候変動に対して世界的に合意を定めたパリ協定、その中で気温上昇を1.5度未満にすることが人類の持続的な活動には欠かせないと言っています。しかし、昨年はその1.5度をすでに超えてしまっているのです。

 

その結果、世界中で異常気象や様々な危機的状況が出現しています。ロシアのウクライナ侵攻、ハマスとイスラエルの戦争もベースにはこの気候変動が大きくかかわっています。コロナウイルスによるパンデミックも気候変動が遠因なのです。

 

地球温暖化は今後さらに進み、その結果として気候はさらに狂暴化するでしょう。そして、狂暴化した気候は世界の食糧生産量を激減化させ、それにより世界的な飢餓、新たなウイルスによる度重なるパンデミック、その結果として起こる地域間紛争の頻発。現在起こっている悲劇的現象がより広範囲に、頻繁に起こるようになることが予測されます。

 

一人一人が自分に出来ることを考え、協働し少しでもよりよい社会にしていくことを実践していくべきなのです。

 

GFはこの大きな課題に取り組むために存在し、この課題を地方に存在する企業の視点で、地域社会と一体となって解決をしていきます。

 

GFがGreat Local Companyとして、徳島、鹿児島、福島で活躍することで、それぞれの素晴らしい自然を、風土を、人を守り、100年後の子供たちへ負の遺産でなく、素晴らしい地域を残し繋ぐことを誓います。

 

株式会社GF

代表取締役 藤崎耕治

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