地球の恵みである「風」を
活かしてクリーンな
電気を創ります
風力発電は、風の力を利用しクリーンな電気を生み出す発電方法です。
持続可能な社会の実現において、なくてはならない貴重なエネルギー源であるといえます。
私たちGFは風力発電事業を通じて脱炭素化を推進し、持続可能な社会の実現を目指します。
ONSHORE WIND POWER 陸上風力
陸上風力発電は、山の尾根筋、高台、平原および海岸線などの陸地に設置した風車が風を受けて回転し、その過程で電気を創り出す方法です。
得られた電気は特別高圧送電線を通じて市場に送られます。
このように、風の恵みを利用してクリーンな電力を提供します。
GFは、風力発電事業の開発から設計、建設そしてO&M(運用・保守)までの全プロセスに一貫して関わることができます。
このような一貫した取り組みにより、個別プロセスの最適化を越えて、地域社会と地球環境にとって「最適な」発電所を実現します。
事例紹介
OFFSHORE WIND POWER 洋上風力
洋上風力は海上に風車を設置して発電事業を行います。
海上環境は建物や自然地形の影響を受けにくいため、陸上風力と比較してより安定した風を利用できます。
また周囲に住居がないため、騒音や景観に対する懸念も陸上風力に比べて少なく、社会的な制約も少ないので大規模な発電所を建設することが可能です。ただし、漁業者や航路など既存の海域利用者との調整が必要であり、海象や海底地形などの知識が不可欠です。
洋上風力の設置方式には着床式と浮体式の2種類があります。
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槇川正木ウィンドファーム
- 所在地
- 愛媛県宇和島町と愛南町にまたがる尾根上
- 出力
- 25,000kW
- 運転開始日
- 2026年2月予定
- 事業主
- 槇川正木ウィンドファーム合同会社(愛媛県)
- 施工
- 清水建設(株)、(株)GFJV
- O&M/運営業務
- ベスタスジャパン(株)、(株)GF
地域社会と調和する風力発電所
愛媛県宇和島市と南宇和郡愛南町に跨る尾根上に計画している28.8MWの陸上風力発電所です。開発は2013年に始まり、許認可取得に時間がかかりましたが、2023年3月に着工しました。
近くの集落と十分な離隔距離を確保し、地元の理解を得ることができました。開発区域が国有保安林の中であったため、保安林解除手続きも時間を要しましたが、地元への丁寧な説明と地域社会への貢献策の提案を行い、最適な発電所を実現できました。年間CO2排出削減量
約78,000MWh(約1.8万世帯分の消費電力相当)
※1世帯あたりの消費電力量平均を4,332kWhとして計算
約67,000 t-CO2(樹木約483万本分のCO2吸収量)
※石炭火力発電所のCO2排出係数0.876kg/kwhを基に計算
※針葉樹のCO2吸収量14kg/本を基に計算